突然ですが皆さんは1EDITIONを意識してコレクションしていますか？

1EDITIONというのはポケモンカード★neoからポケモンカード★VSに移り変わるタイミング、いわゆる旧裏から新裏になったタイミングからカードにつけられるようになったコレクション要素です。

カードの下の方に1EDITIONと印刷されていればそのカードは1EDITION、つまり初版のカードとなります。

XYシリーズまで採用され、たくさんのコレクター達のコレクション魂を燃え上がらせてきました。

コレクターにとってはこのマークが有るか無いかでカードの価値がガクッと変わってくるので非常に重要な要素の1つです。
ちなみにバトルには全く影響しません。

ここでは今なおたくさんのコレクター達を夢中にさせている1EDITIONと再販版（ここではNoEDITIONと呼ばせてもらいます。）の違いについてご紹介していきます。

1EDITIONやNoEDITIONって何の事？？？

1EDITIONとはポケモンカード★VSシリーズからXYシリーズまで使われていたコレクション要素の1つで、意味はそのまま初版である事を意味しています。

左が1EDITION、右がNoEDITIONです。
左のカードには左下に『1EDITION』と印刷されています。

1EDITIONのマークがついていればそのカードがそのエキスパンションの最初に発行されたカードであることがわかります。
逆に印刷されていない場合はNoEDITION、つまり再販カードとなります。

人気のあるエキスパンションだと発売後なるべく早めに買わなければショップから無くなってしまうので1EDITIONをコンプリートするには新しいエキスパンションが発売されたら急いでショップをめぐってカードをコンプリートする必要があります。

コレクターの収集意欲を高める非常にうまい方法ですが中にはNoEDITIONが出回らないエキスパンションも少しだけ存在しています。
ちなみに1EDITIONがはじめてつけられた記念すべき最初のエキスパンションであるポケモンカード★VSは最初に大量に発行されたのかNoEDITIONは発行されませんでした。（たぶん。。。）

1EDITIONとNoEDITIONはどっちが貴重？

さてそんなコレクターにとって激アツなコレクション要素である1EDITIONとNoEDITIONですが、結局どっちが貴重なの？と思う方もいる事でしょう。

これは人それぞれ考え方が違うので正解はありませんが、一般的にカードショップやネットオークションでは1EDITIONの方が値段が高めになる傾向があります。

なら1EDITIONの方が貴重なんだ！！
と思うかもしれませんが、そう単純でもないかもしれません。
この先は個人的な偏見で少しマニアックな話になってきてしまうのですが、僕個人としてはNoEDITIONの方がコンプリートするのが難しく貴重なイメージがあります。

それはなぜか？
第1に1EDITIONは発売直後のパックに入っているカードにつけられます。
当然多くの方が発売直後にパックをたくさん買ってその後はだんだんそのパックは買わなくなっていきます。
なのでたとえNoEDITIONが出回り始めてもその頃には見向きもされなくなり、結果的に世間にあまり出回らなくなってしまうのです。

第2にNoEDITIONが出回るタイミングがエキスパンションによってぜんぜん違うことです。
人気のエキスパンションでは発売後2~3か月でNoEDITIONが出回り始めますが、ヘタすると次のシリーズに移るころにようやくNoEDITIONが出回り始めるエキスパンションもあるのです。
例えばXYシリーズの一部のエキスパンションはXYシリーズの次のSMシリーズ発売後にようやくNoEDITION版が出回り始めました。

こういった背景から個人的には1EDITIONよりNoEDITIONの方がコンプリートが難しいと思っています。
あくまで個人の見解です。

そんな一部のコレクターにとって今でも人気の1EDITIONとNoEDITIONですが、世間は広く僕を含め1EDITIONとNoEDITION両方を集めるコアなコレクターも一部存在しているようです。
若輩コレクターな僕としては是非とも情報交換させてほしいものです。

集めるのが困難なNoEDITIONランキング

ここからはそんなNoEDITIONについて、僕がコレクションを続けて来た中で現在進行形でコンプリートに苦戦しているエキスパンションを勝手にランキング形式であげさせてもらいました。
このあたりを1EDITIONとNoEDITIONの両方コンプリートした方がいれば是非ともお話し聞かせて欲しいです。

3位
ポケモンカードXYシリーズ
ワイルドブレイズ・ライジングフィスト・ファントムゲート

3位はXYシリーズの序盤に発売された3つのエキスパンション。
3つとも1EDITIONをコンプリートするのはそこまで大変ではないのですが、NoEDITIONのコンプリートはなかなか難易度が高めです。
と言うのもこの3つはなかなか再販が出回らないエキスパンションだったのです。
僕個人の感覚だとXYシリーズから次のSM(サン&ムーン)シリーズに移り変わるころにようやく出回り始めたような気がします。
当時ポケモンセンターでSM(サン&ムーン)シリーズのパックを買う子供たちの横でこの3つのパックを大量に買っている姿を変な目で見られたのは良い想い出です。

2位
ポケモンカードゲームシリーズ ワールドチャンピオンズパック

2位はネット限定（後にイベント会場でも販売）で発売されたワールドチャンピオンズパック。
ブースター☆、シャワーズ☆、サンダース☆といった貴重なカードが収録されていたエキスパンションで今でもコレクターに人気の高いエキスパンションとなっています。
このエキスパンションのNoEDITIONが集めにくいのはずばりネット販売がメインだったこと。
買ったその場で中身は確認出来ましたが、NoEDITIONかどうかの判別が出来なかったため、NoEDITIONが出回るタイミングがわかりづらく僕も知り合いのポケモン仲間に教えてもらうまでNoEDITIONの存在をまったく知りませんでした。
入手難度はかなり高めです。

1位
ポケモンカードe 第1弾 基本拡張パック & スターターパック

1位はやはりぶっちぎりでこの2つでしょう。
コアなコレクターの間でもNoEDITIONの全貌がわかっておらず、全種類のうち何種類のNoEDITIONが存在するかもわかっていないミステリーなエキスパンションとなっています。
僕もこのエキスパンションのNoEDITIONは1種類しか持っていないので、いつかは全種類集めたいです。

最後に

ということで1EDITIONとNoEDITIONについてでした。
コレクターにとっては激アツな要素だったのでXYシリーズを最後に無くなってしまったのは非常に残念でなりません。
。。。と言いたいところですが、実は続くSM(サン&ムーン)シリーズにも初版と再版が区別できるエキスパンションが存在しているのですが、それはまた別の機会にご紹介します。
それではまた（＾＾）ﾉｼ